*この記事は2019年、乳がん告知後に書き溜めていたものです*
今日の検査は、
- 14:30 心臓エコー
- 15:00 マンモグラフィー
- 15:30 頸部~骨盤部の造影CT
以上の3つ。
心臓エコーとマンモグラフィー
心臓エコーは、胸やお腹のエコーと一緒でゼリーを塗り塗りしてやるやつなので難なく終了したものの、問題は次のマンモ。
一番やりたくない検査…。
マンモとバリウム飲むのだけは本当にヤダ。
死ぬほど嫌い。
でも死にたくないから受けなきゃ…。
マンモの技師さんは、若い女の子でした。
真面目で頭の良さそうな女の子。
そしてこの技師さんにも「今日は定期健診とかですか?」と聞かれました。
乳がん告知された日の午後にもおばさん看護師から「どうしたの?甲状腺でも悪いの?」って聞かれたけど(こちらの記事参照)、病院内で患者の情報の共有みたいなのってどうなってるんでしょうか?
さすがに告知から6日経って少し落ち着きを取り戻しているので、おばさん看護師の時みたいにイラッとはしませんでしたが(しかも相手は若い女の子だし)、「乳がんになってしまった」という事実を、サラッと自分で口に出来るほどにはまだ心が回復してないです。
ワガママかも知れないけど、そんなのこっちが言わなくても共有してて欲しいな…。
マンモ自体はいつも通りの激痛。
ホントあれ、よく皮膚ちぎれないなと思うレベル。
ネットで調べると、乳がんは1cmの大きさになるまでに10年以上かかると書いてあります。
なのに、こんなに痛い思いしても、9ヶ月前のマンモの時には何も見つけられなかった。
何ならその前のマンモの時も、さらにその前のマンモの時も、何も見つけられなかった。
『10年前からあった私のがん細胞をマンモが見つけられなかった』のか、それとも『私のがん細胞が、通常10年以上かかるところを数ヶ月で1cmまで到達するぐらい超スピードで大きくなった』のか知らないけど…。
前者なら本当に意味がないし、後者なら、年に1回のマンモぐらいじゃ受けた時にはもう手遅れな大きさになってるかも知れないし、だったらマンモって必要あるのかな…と思ってしまいました。
こんな痛い思いしてさ…。
例のおばさん看護師も、「マンモは写りづらいからね~」とか言っていたし。
でももしかしたら、私はKi-67の数値が高いから、超スピードで大きくなったという可能性もあったりするのかな。
Ki-67は、がん細胞の増殖能で、数値が高ければ高いほど増殖スピードが速いんだそうです。
O先生も「ミルさんは早期発見ですが、Ki-67が高いのが気掛かり」と言っていたし…。
頸部~骨盤部の造影CT
次は頸部~骨盤部の造影CT。
どうして首からなんだろう?
頭はやらなくていいのかな?
2014年に肺CTと、2018年に頭部CTを受けたことがありますが、造影剤(ヨード造影剤という名前らしい)を用いてのCTは初めてでした。
点滴の針を刺され、台の上に寝て、手にボタンを持たされます。
「造影剤を点滴で入れながらやりますが、体が熱くなります。息苦しくなったりクシャミが止まらなくなったらボタン押して下さいね~」と言われて、入れ始めてから5秒も経たない内に全身カァーッと熱くなってビックリ!
かなり熱い、そして確かに息苦しい。
クシャミは大丈夫でしたが、何しろ初めての検査なので、この息苦しさが『この程度ならまだ大丈夫なレベル』なのか、『もうボタン押した方がいいレベル』なのかが分からず、「えっ、どうしよどうしよ…」ってなりました。
あと、おしっこ漏れそうな感覚がありましたw
結局ボタンは押さずにそのまま無事に検査終了。
先ほども書いたように、告知から6日経ったので少し落ち着いてきてはいたんですが、あまりの検査の多さに、自分がものすごい重病人のように思えて(実際がんなのでそうなんですが)すごく不安になってしまい、夜は夫に泣きついてしまいました。
というか毎日泣いてるけど…。
治療にかかったお金(自費)
【今日の出費】
- 医療費 12,000円
- 通院費 720円
【2019年12月の出費累計】
- 医療費 53,940円
- 通院費 1,640円
【乳がんになってからの出費累計】
- 医療費 53,940円
- 通院費 1,640円
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