術後の検査結果が全て出揃う
今日は術後2回目の診察日です。
今日で、術後の病理検査結果(前回、HER2だけまだ出ていなかった)と遺伝子検査結果(キュアベスト)の結果が全て出揃います。
前回の結果が良くなかったこともあり、「今回も悪い結果だったら…」と緊張…。
前回の診察のお話はこちら。↓
まず触診は問題なし。
傷に貼ってあったサージカルテープも剥がされ、治り具合も確認されましたが、問題ないようでした。
自分でも傷を見たかったのですが、看護師さんがすぐに新しいテープに貼り替えてくれたので見れませんでした😰
『乳管がん』との診断から一転、『特殊型乳がん』へ
そしていよいよ病理検査結果のお話です。
結局HER2は当初から一貫して変わらず、陰性のままでした。
なので、ホルモン受容体強陽性・HER2陰性・Ki-67高値のルミナールBで変わりなし、ということだったのですが、ここで衝撃の事実が発覚。
なんと私、乳管がんではありませんでした💦
乳管がんの方ならご存知かと思いますが、乳管がんには3タイプありますよね。
① 乳頭腺管がん
② 充実腺管がん
③ 硬がん
の3タイプですが、私は自分がどのタイプかまだ知らされていなかったので、T先生に伺ってみたところ…。
あの……初めて聞く名前のがんなんですけど……えっ何ですかこれ……?
前回までは、乳がん全体の8割強を占めるというポピュラーな『浸潤性乳管がん』との診断だったのに、今回急に、レアな『浸潤性篩状癌(しじょうがん)』という特殊型の乳がんだったと診断が変わりました😖
去年の12月に乳がん告知されてから、イヤというほど乳がんについて調べまくってきましたが、本当に、マジで、ガチで、1度も見かけたことのない名称のがんに、恐怖で心臓がバクバク。
何で?何で??
見たことも聞いたこともないよ?
何?篩状がんって!?
T先生曰く、「珍しいタイプの乳がん」なのだそう。
前回の診察で、「ミルさんは組織学的グレードが低いのにKi-67が高いレアケース」と言われたばかりなのに、がんの種類までレアケースなの? 😢
国内報告わずか5例って!
気になって気になって、家に帰ってからすぐ篩状がんについて調べてみたら、こんな文献見つけちゃいました…。
『ICC』は、浸潤性篩状がんの英語名、『invasive cribriform carcinoma』の略だそうです。
5例って。
本当に?嘘でしょ?
よくよく見たらこの文献は9年前に書かれた物だったので、さすがに今はもっと報告例も増えているだろうと思いたいけど…。
間違っていたらゴメンナサイなのですが、さらに調べてみたところ、どうやら篩状がんは『管状がん』という特殊型の中のさらに一種っぽい(?)んですよね。
以下の日本乳癌学会のホームページを見ると、管状がんは全体の0.3%のレアっぷりだそうで、その中の篩状がんとなると、5例っていうのも本当なのかも…😰
ただし、これ↑を読む限り管状がんの予後はすごく良いみたいですし、T先生も「篩状がんは珍しいけど予後は良いタイプですよ」と仰っていたので、希望が持てました!
治療に関しても、通常型の乳管がんと同じで良いそうです。
でもやっぱり症例が少なすぎるというのは不安ですし怖いです…。
それに、「予後がいいのに、じゃあ何でKi-67だけ高値が出ちゃってるの?」という謎がますます深まったのも事実💦
②へ続きます。
ランキングに参加しています。
↓ 1日1回、応援クリックして頂けたら嬉しいです♡