遺伝子検査の結果
続いて遺伝子検査、キュアベストの結果です。
22万も払ったんだから!!
いい結果でお願い!!
結果はローリスク判定でした!!
絶対ハイリスク側に入っちゃうと思っていたので嬉しいです!!
60% / 90%という数字は、手術で切り取った組織の中に含まれるがん細胞の割合の数値で(取った細胞の中にがん細胞がいなければこの検査自体が出来ないので)、ここは特に気にしなくていいみたいです。
見るのは『95GC判定』という項目だけでOKとのこと。
しかしここでもまた、「ローリスク判定なのに、じゃあ何でKi-67だけ高値が出ちゃってるの?」という謎がさらに深まる💦
主治医の見解は「抗がん剤しなくてOK」
ローリスク判定はとっても嬉しいのですが、嬉しい反面、頭を悩ます結果にもなりました。
前回の診察の時に懸念してたことが本当になってしまった…。
こちらの記事の、『どうなる?抗がん剤』の項目をお読みください。↓
「再発リスク低」と出て欲しい気持ちはあるけど、それで治療法を悩むことになるぐらいだったら、いっそ「再発リスク高」と出た方がゴタゴタ悩まなくて済むかもと思ったりもしていたので…💦
結果がローリスクだったので、T先生も当然、「Lowで良かったですね。抗がん剤も必要ないでしょう」と仰るのですが…。
でも本当に抗がん剤しなくて良いのでしょうか?
- 組織学的グレード1で大人しいタイプのがんのはずなのに何故かKi-67が高値。
- 篩状がんで予後がいいタイプのはずなのに何故か(以下略)
- キュアベストでローリスク判定だから再発リスク低いタイプのはずなのに何故か(略)
どうしてKi-67が高値なのか分からないので、放っておくのが怖いのです。
顔つきの悪いがん
「顔つきの悪いがん」という、がん患者さんならよく聞く言い回し。
顔つきが悪いというのは、組織学的グレードや、核グレードや、Ki-67が高いということですよね。
組織学的グレードと核グレードは、がんの性質を表す…でいいのかな?
そしてKi-67は、がんの増殖能を表す。
これはただの私の素人考えなのですが、組織学的グレードや核グレードが高くても増殖能が低く、ずっと大きくもならず、分裂も遅いまま、転移もせずとどまってくれるがんなら、グレード低くても増殖しまくるがんの方がタチ悪いんじゃないの?と思ってしまうんです。
だから「私の乳がんはキュアベストでローリスクだったからと言って安心できないのでは?」「抗がん剤も追加した方が良いのでは?」と思ってしまうんです。
でもT先生は、キュアベストの開発に携わっていらっしゃることもあり、キュアベストの結果には自信があると、手術前の診察の時からおっしゃっていました。
夫も理系人間なので「遺伝子検査でローリスクなら大丈夫」という考え方ですし、夫には今むやみに抗がん剤を使いたくないきちんとした理由があるのです。
こちらの記事の『決め手は夫の意見』の項目をお読み下さい。↓
決断
以上の点を踏まえて、不安はかなり残りますが、私は抗がん剤治療はしないことに決めました。
今後の治療法は、『放射線治療(ブースト照射あり、1週間5回を6週間で計30回)』と、『タモキシフェン20mg(1日1回、ひとまず5年間)』のみと決まりました。
タモキシフェン=ノルバデックスだそうです。
先生から説明があった副作用については以下の通り。
特筆すべきはこの3点だそうです。
更年期障害については、私はたぶん大丈夫なんじゃないかなと思っています。
母も全く更年期障害出なかったタイプですし、私自身も昔からPMS(月経前症候群)とか全くないタイプなので。
血栓症については、今以上に血液サラサラになるための食事に気を付けないとなと思いました。
子宮体がんのリスクUP。
これほんとに意味分からないですよね。
乳がん押さえようと思って女性ホルモンをどうにかしたら今度は子宮体がんになるって。
どうしろって言うんだよって感じですよね😖
診察も終わり、診断書の話へ
診察や検査結果、今後の治療方針の話も終わり、いよいよ診断書の件を先生に直接話す時が来て、「受付の人に言うても伝言ゲームになってなかなか正確に伝わらへんから、今ここでちょっと説明させて欲しいんやけどええですか?」と夫が切り出してくれました。
しかし…。
次の記事(保険トラブル⑦)へ続きます。
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